自由保育
幼稚園・保育園・こども園での保育方法の一つとして近年注目されている自由保育についてご紹介します。
自由保育とは
自由保育とは、子どもの自発的な活動を重視し、子どもたちの活動に即して保育者が指導する保育方針のことです。
出典:https://hoiku-me.com/study-and-career/distinctive-feature/20919/" target="_blank">設定保育と自由保育の違いってなあに? | 【ほいくらいふ】明日の保育がもっと楽しくなるサイト
比べられるもので設定保育があります。
設定保育とは
設定保育とは、保育士がねらいを持って指導案を設定し、それに基づいて行う保育のことです。
出典:https://www.g-asuka.co.jp/column/setting-childcare-and-free-childcare.html" target="_blank">設定保育(一斉保育)と自由保育とは?それぞれのメリット・デメリット|求人・派遣などの総合保育サービス【明日香】
時間や場所を決めて全員で同じ活動を行います。
設定保育のデメリットと考えられる点
設定保育では、その子にとって興味がないことでもみんなで一緒にやらなければなりません。もちろんそこで経験してみて、興味を持ったり、他のお友達と共同作業するという経験を積むことができます。
しかし楽しくないと感じる場合には、苦痛になってしまい、苦手意識を持ってしまう場合もあります。
例えばみんなで同じ制作を同じ時間内で作業しようとすると、成長の個人差が大きい時期の為ペースの違いで早く終わった子は、残りの時間をつまらなく感じながら待ったり気が向かず、強制力を感じながらやりたく無い事をやった子は叱られたりと、楽しくなかった思いが大きく残ってしまいます。
自由保育のメリットと考えられる点
子供は、やってみたいと自ら楽しんで行動している時が一番成長します。
例えば、みんなで同じ制作を作成するにしてもこの日のこの時間内に作成とは時間を決めずに行います。
制作スペースに準備し子供たち自ら興味を持ってくれるよう準備しておき、やりたい子から行っていきます。
子供によって先生に誘われやってみたくなる子、仲良しのお友達と一緒にやりたい子、お友達の作業中や完成を見てやってみたくなる子さまざまです。
子供それぞれの自らのやりたい気持ちを大切に、いろいろなやりたいを引き出せるように、自由保育は指導者が工夫しています。
良い自由保育園を見極める
全員同じ時間同じ内容ではなく、子供それぞれの発達や興味に合わせて指導を行う必要がある為、それだけ高度で柔軟な教育者のレベルが求められます。
自由保育を謳っている園で実際の保育を見学し子供たちが楽しくいきいきしているかや、先生たちの対応をよく観察することが大切です。